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2014年10月08日

認定考査対策用の書籍について

 認定考査の試験結果が届きました。合否の結果は、既に出ていますが、点数については希望者のみに送られてきます。

 点数結果希望者は、9月に合否の結果希望の旨を法務省に郵送します(試験会場で獲得点数を希望する場合の方法についての説明書を貰えるので、それに従い、指定の期間内に法務省に点数通知希望の旨を郵送で伝えます)

 認定考査も合格すれば一生に1度きりの試験なので、記念的に請求してみました。

 私の点数は、59/70(順位47位/1062人中)でした。認定考査は、司法書士試験とは異なり、平均点による足きりもなく、例年40点以上で合格となります。

 内容は、民訴の「要件事実」および司法書士法、司法書士法施行規則、司法書士倫理などをもとにした「倫理」問題から構成され、本試験に通られた方であれば、しっかりと準備さえすれば確実に合格できる試験だと思います。しっかりと準備すれば合格するし、しなければ落ちる試験です。

 筆記試験に合格された方は、まずは口述試験対策をされていることと思いますが、来年の6月には多くの方が認定考査試験を受けることとなると思います。
認定考査試験の勉強としては、専門の参考書を購入して勉強される方が多いと思われますので、私が使用した書籍を参考までに記します。

 なお、認定考査を受けるためには、来年の特別研修を終了することが必要です。特別研修を受けずして、認定考査試験を受けることはできません。

 特別研修は、要件事実の基礎を学ぶことが目的ですが、認定考査試験のための研修という側面もあります。したがって、自信があるのであれば、特別研修のみで試験に挑まれることも不可能ではありませんが、特別研修ではむしろ正解よりも思考のプロセスや法解釈について学ぶことが主であるため、解説・答えが記載された書籍を購入された方がよいでしょう。


「要件事実の考え方と実務/加藤新太郎/民事法研究会」
 12月以降の研修に入る前に、必読図書や参考図書が日司連から提示されるので、そこで多くの書籍を購入することとなると思いますが、この書籍も特別研修の参考図書のひとつです。
 私が一番使用した書籍です。この書籍には、要件事実の基礎から、各事例毎の要件事実について詳しく記載されています。10回以上は繰り返し読んだ気がします。むしろ、認定考査用というよりも、開業してからも十分参考にできる書籍です。要件事実の基礎理解がないと、最初は若干難しく感じるかもしれませんが、理解が進めばそこまで難しく感じることはありません。前述のとおり、事例毎に要件事実が記載されており、解説もしっかりしているため、試験用としても非常に優れています。


「要件事実ドリル/坂本龍治/弘文堂」
 この書籍は、認定考査対策の書籍です。「要件事実の考え方と実務」が多くの事例における要件事実について解説しているのに対し、この書籍は認定考査対策と割り切って、試験に出る範囲の要件事実のみを記載しています。初めて要件事実について学ぶのであれば手にとってみてもよいかもしれません。私は、試験前にこの書籍を購入しました。試験に出る範囲の要件事実について絞った記載となっており、平易な表現で、かつ、詳しく解説がされています。


「認定考査対策と要件事実の基礎/小山弘/日本加除出版」
 この書籍の特徴は、講義形式、つまり、会話調(生徒数人とチューターとの会話)で要件事実の解説がされている点です。この書籍も試験直前に購入したのですが、むしろ特別研修前にこの書籍を一読しておくとよいかもしれません。会話調で記載された解説と同様の論点について特別研修でも学ぶため、よい予習となります。また、この書籍には、過去の認定考査問題が付録として付いてきます(答えももちろん付属しています)。これまで、認定考査の試験問題は、法務省のHPで見ることができましたが、解答については発表がなかったため、非常に助かります。


「新問題研究 要件事実/法曹会」
 特別研修の参考図書です。「要件事実の考え方と実務」に比べると、基礎的な要件事実についての記載となっており、要件事実について初めて勉強する際には有益な書籍です。ただ、ある程度理解が進めば、「要件事実の考え方と実務」があれば本書を読む機会はなくなると思います。


「司法書士簡裁訴訟代理等関係業務の手引き/日司連/日本加除出版」
 倫理関係を勉強するうえで、大いに参考になる書籍です。試験対策にとどまらず、実務においても、傍にあると非常に助かります。試験に合格されたばかりの方はご存知かどうか分かりませんが、司法書士の職域は限られています。例えば、司法書士は法律相談を受けることはできますが、簡裁管轄の140万以下の民事に関する紛争であることが前提です。また、職責、義務などは司法書士法や司法書士倫理などで明確に規定されています。この書籍では、そうした職域や倫理上の注意点について詳しく解説がされておいます。認定考査においては、要件事実の問題とともに、それら倫理分野からの問題も出題されますが、本書籍に頼ることで理解を深めることが可能です。

 倫理というと、一見地味に思えるかもしれませんが、実際の実務では常に考慮しなければなりませんし、認定考査においても、仮に倫理分野で点が取れないようだと合格はできません。しっかりと、倫理分野については、本書籍で勉強されることをお勧めします。なお、本書籍も研修の参考図書です(必読図書だったかもしれません)


 認定考査対策用の書籍としては、「認定司法書士への道/蛭町浩/弘文堂」が有名です。しかし、私は使用したことがありません。どうも傾向的には、「要件事実の考え方と実務」を購入する方と、「認定司法書士への道」を購入される方で分かれるようです。


 認定考査試験は、まだ先ですので、焦る必要は全くありません。ただ、いずれは勉強しなければならない訳ですから、今のうちからいずれかの書籍を軽く一読しておくと理解も進むと思います。

 お勧めは、「要件事実の考え方と実務」および「司法書士簡裁訴訟代理等関係業務の手引き」の2つです。




posted by @40 at 23:53| Comment(20) | TrackBack(0) | 司法書士試験の勉強法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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